カルヴァドスの田舎の晩餐

今まで車でウロチョロした所、大雑把にノルマンディと呼んでいたが、厳密にはバス・ノルマンディ州のカルヴァドス県になる。
お酒の名前が県の名前に、いや、県の名前がお酒になったようだが、なんとなく面白い。
ちなみに県のマークにはちゃんとリンゴもモチーフになっている。

さて、夕食。
その時の写真が1枚だけ手元にあるので、どんな状況だったかはわかる。
部屋は、普通の民家にしか見えない。白い壁と、太い木の柱と梁がある。
テーブルの上には、赤ワインと、ヴォルヴィック、そしてやっぱりシードルがあった。
シードルはグラスではなく、お椀のような容器に入れて飲む。
結構みんなの顔も赤くなっていた。

食べ物はといえば、分厚いハムとじゃがいもとなっていた。
いかにも田舎の素朴な料理らしい。
写真の中の人で、イタリア料理店で最後にはいつも蒸留酒グラッパ?)を頼んでいる人がいた。
当然この時も食後酒として、機嫌よくカルヴァドスを飲んだのだろう。