カルヴァドス海岸のちっちゃなカジノ

最初に行ったこのノルマンディーの海、多分いわゆるカルヴァドス海岸と呼ばれる所だったのだろうと思う。
カルヴァドスはリンゴ酒シードルを蒸留させて作ったお酒である。
このあたりではぶどうは無理なので、仕方なくリンゴでお酒を作った。
とりあえず、なんでもかんでもアルコールが欲しい、という人類の悲しい?性が表れているような気がする。

小山を降りて、海岸の砂浜をとぼとぼ歩く。
夏だとこのあたりも賑やかなんだろうが、冬ゆえ人も少なくひっそりしている。
海岸沿いに小さなカジノがあった。
カジノといっても本当に小さく、ほとんどゲームセンターと変わらない。
おそらく公営のカジノなんだろうと思う。
こんな時期でも、ここにはそこそこ人がいたように思う。
ちょとしたスロットのようなものをやってみたが、ギャンブル自体嫌いなのですぐに止めて、他の人がやっているのを覗き込んでいた。

小さなカジノを出て、ドーヴィル方面に向かう。