意外に素晴らしい(らしい)ブロワ城の内装

イメージ 1

ブロワ城の中に入る。
残念ながら、内部の写真を撮らなかった(撮れなかった?)こともあり、ほとんど記憶に残っていない。
小さな窓がある緑の部屋をおぼろげに覚えているくらいだ。
ジャンヌダルクの生涯」(藤本ひとみ著 中公新書)によると、隠し戸棚のある私室や、暗殺の舞台になった国王の寝室、また三部会室など見ごたえがある美しい部屋があり、内装に関してはシャンボールより素晴らしい、と力説しておられた。
確かにガイドブックの写真などをみると、その通りかなという気もする。

城を出て、写真の辺りの、城とロワール河の間をうろつく。
といってもこのあたりには店やレストランなどはほとんどなかったように思う。
結局、駅から城の途中にある観光案内所に行き、地図などをもらう。
今改めてその地図を見ると、街の中心地は駅から城への延長線上の、更に離れた所にあるようだった。
ついでながら地図の広告には日本料理店が二件あった。
一つは名前は「オオサカ」でも、ベトナム料理と日本料理とあったので、いわゆる本物の日本食ではなさそうだった。
もう一つは「池家」とあり、日本語の説明もあったので、日本人の方も関係している所のようだった。

結局観光案内所から駅に戻る。
まだ日は高く、パリに戻るには早すぎる。
近くの街トゥールに行く事にする。
駅で簡単な昼食を取った後、プラットフォームで電車を待つ。
なんだか駅の規模の割には、長いプラットフォームだったなあという記憶が、なぜか残っている。