ランス ヨーロッパの微笑み

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ある年の11月の雨の日、バスでパリからランスに向かう。
バスは自動車道路を、ひたすら東に向かう。
自動車道路といっても、日本の高速道路のように、やたら高架やトンネルが無く、スムーズである。
フランスの地形の平坦さがうらやましい。
パリを出てしばらく、車窓から円型のユニークな形の集合住宅が見えた。
あとはのんびり広がる平原である。所々に小さな森が見える。これで天気がよかったらなと思う。
途中いわゆるサービスエリアに立ち寄る。
日本のように大規模ではないが、それでもちょっとした売店などがあった。
同行の方は自動販売機で買った、量が少しで濃いエスプレッソコーヒーをすすり飲んでいる。
「これを飲まないと目が覚めない」とのこと。
バスは再び出発し、自動車道を離れ、ランス市街地に入っていく。

まずはゴシック大聖堂の見学である。
しばらく歩いていくと、後陣のしっかりした姿が見えた。脇を通る。そしてファサードに回る。
この大聖堂の正面といえば、「微笑む天使」が有名である。
ちなみに現地の観光パンフレットでは、EUの旗の中に、その天使を取り入れ、「ヨーロッパの微笑」と、ランスの街を表現していた。
大聖堂の中に入る。