フランスのフットボールリーグ

今週のラジオフランス語講座応用編では、サッカーを取り上げていた。
今回は、アフリカ系の選手が、人身売買のようにリクルートされている実態を伝えていた。
マチュアリーグのような悪条件なところで、なんの保証もなく練習しているのである。
フランスリーグも、松井選手などの活躍で、日本でもよく報道されている。
それを見ても、やはりアフリカ系の選手が多い。
フランスの旧植民地からの選手であるため、言葉のハンデは少ないものの、他の点では、日本から来る選手より、はるかに苦労が多いのだろう。
そんな中から這い上がってきた選手は、精神的にもはるかにたくましくなっているのだろうなと思う。

フランスにいた時、テレビではこのフランスリーグを見る機会はほとんど無かった。
契約の関係で、有料放送しかしておらず、そんなのに入っていない自分には、ゆがんだ映像しか見れなかった。
土曜の11時のフットボールダイジェストの番組で、ちびちびしか見ていなかった。
その一方、チャンピオンズリーグは普通のチャンネルでもやっており、そちらの方を見る機会が多くなっていた。
こちらでは必ずしもフランスのチームではなく、なおかつそんなに強くないため、出番も少ない。
フランスにいながら、フランスのチームを手軽に見れないのは不幸な気もする。