天を支える巨大神殿(ゼウス神殿)

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狭い路地を抜け、車道を渡り、ゼウス神殿に行く。
入り口は、オルガス通りにある。チケットを買い、中に入る。
広々とした敷地の中に、巨大な神殿の列柱が残っている。本数は15本だけだが、その壮大な姿は想像できる。
ちなみに、アテネでは、「ATHENS past and present」という本を買ってきた。これは現在の写真に、透明シートに描かれた過去の姿を重ねることができ、往時の状態と比較することができる優れものだ。興味のある方にはお勧めの一品である。
このゼウス神殿も当然あり、壮大な当時の建物を再現してくれていた。

ゼウス神殿の周りを歩く。カメラを構え、どの角度がよいか探す。一番の場所は、やはり間にアクロポリスが入る状態だ。ガイドブックなどでも大概その写真が使われていた。
リカビトスの丘が真ん中に入るような角度でも写真を撮ってみたが、柱の修繕が目立ってしまい、あまりいい写真ではなかった。
ぐるぐる神殿を巡り、ぱちぱち写真を撮る。雲一つないのがありがたい。
敷地内から、アドリアヌス(ハドリアヌス)の門を見る。扉はあるが、ちゃんと鍵をかけており、そこからは出られない。
この時は残念ながら右半分は修繕中で、足場を組んでいた。
しかしそれでも、門の向こうは、車道を挟んで、路地があり、アクロポリスを臨むことができる。かつての街を分かつ境界としての片鱗がうかがえた。
神殿の敷地内にある、緑の中ローマ時代の風呂の遺跡なども散策し、外に出る。
次に向かうは、アテネ競技場だ。