サンジェルマンアンレーそばのブドウ畑

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サンジェルマンアンレーのテラスのそば、ルペックの斜面にあるブドウ畑

 

サンジェルマンアンレーのテラスから下を見ると、斜面にブドウ畑がありました。
グーグルマップで確認するとle vin des Grottes 洞窟のワインと書かれていました。
この写真を撮ったのは2001年の11月だったと思うのですが、2001年の9月24日に「最初の」収穫が行われたそうです。
なぜ最初にカッコがついているのかというと、この場所では昔からブドウ栽培が行われていたのですが、1935年に栽培が中止になり、2000年に栽培を再開したからです。
現在はオーガニックのピノノワールを栽培しているそうです。

 

この斜面は行政区画上、厳密にはルペックというコミューン(市町村)に属しています。
テラスのラインがサンジェルマンアンレーとのおおよその市境になります。
このルペックは704年に成立し、セーヌ河の河港や修道院の村として、長い歴史を経てきました。
今に至るまで、サンジェルマンアンレーと合併しなかったのはフランスらしいといえばそれまでですが、興味深いことです。
このブドウ畑の運営はサンジェルマンアンレーとルペックとの多目的事務組合(SIVOM)より行われています。
このブドウ畑で子どもたちが楽しそうに収穫している画像もありました。
自分はブドウの収穫をしたことはありませんが、子どもの頃芋掘りはしたことを思い出しました。それと同じ感覚かもしれません(笑)。

 

(ルペック市のHPなどを参考にしました)