2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ヨーロッパ大学都市への旅 学歴文明の夜明け

ヨーロッパ大学都市への旅 学歴文明の夜明け 表紙 ヨーロッパ大学都市への旅学歴文明の夜明け横尾壮英 著リクルート出版部 発行昭和60年10月20日 初版第1刷発行中世のヨーロッパの大学に興味を持ったきっかけは、「大世界史7 中世の光と影」(堀米庸三 著 …

柳田國男の絵葉書 家族にあてた二七〇通

柳田國男の絵葉書 家族にあてた二七〇通 表紙 柳田國男の絵葉書 家族にあてた二七〇通田中正明 編昌文社 発行2005年6月25日 初版柳田國男が旅先から家族にあてた絵葉書の全容です。国内篇は、明治二十三年から昭和二十六年にわたって投函された126葉。国外篇…

ヨーロッパの言語の旅

ヨーロッパの言語の旅 表紙 ヨーロッパの言語の旅下宮忠雄 著近代文藝社 発行1995年4月30日 第1刷第1部 言語と文化ゲルマン民族におけるパンパンの原義は「食物」、ビールの原義が「飲物」であるようにp8アグネーテと人魚アンデルセンが『人魚姫』よりも前…

ウクライナの美しい景色 (「私たちの東欧記」より)

「私たちの東欧記」の中に、美しいウクライナの景色を美しい、夢のような文章で表現した箇所がありましたので、ウクライナに平和が戻る願いを込めて、引用させていただきます。最後はオチがついていて、ちょっと笑ってしまいますが。ウクライナの景色さっき…

私たちの東欧記 ソビエトからブルガリアへ

私たちの東欧記 ソビエトからブルガリアへ 表紙 私たちの東欧記 ソビエトからブルガリアへ藤本ますみ 著日本放送出版協会 発行昭和56年3月20日 第1刷発行35歳で勤めをやめた母と6歳の娘による、舫(もや)い旅を記録した本です。1974年の夏、日本からシベリア…

柳田國男 私の歩んできた道(後半)

五 好尚塔の絵葉書柳田所有の欧州の塔の絵葉書独逸「ケルン」大寺の塔仏蘭西「マルセーユ」の「ノートルダム、ド、ラ、ガルド」同 巴里の「ノートルダム」洪牙利「ブダペスト」の「マチアス」寺英吉利「ウエストミンスター」寺 二枚英吉利「ストラトフォード…

柳田國男 私の歩んできた道(前半)

柳田國男 私の歩んできた道 柳田國男 私の歩んできた道田中正明 編岩田書院 発行2000年(平成12年)10月 第1刷 400部発行柳田國男自身が記したり語ったりした自らの歩みや信条などと、更にはこれまで他者にとって公にされている記録の中から、家族や親族・近…

白い袋の天女牛若丸にゃんこ

白い袋に入ったにゃんこ 白い袋に入ったにゃんこ うちのにゃんこです。 スポーツ用品店の白い商品袋に入ってしまいました。 天女みたいかな? 天女のイラスト うーん、ちょっと違うかな? それじゃ、これでどうだ! 牛若丸のイラスト やっぱり違うかな? 開…

柳田国男「山の人生」の冒頭の事件を赤ペン先生してみる

柳田国男「山の人生」の冒頭の事件について、「柳田国男と事件の記録」(講談社選書メチエ40)をもとに、恐れ多くも、赤ペン先生してみます。なお内容については、柳田が読んでいない『奥美濃よもやま話 三』に書かれた「新四郎さ」のテキストとの差異ではなく…

チェコ語の隙間 東欧のいろんなことばの話

チェコ語の隙間 東欧のいろんなことばの話 表紙 チェコ語の隙間 東欧のいろんなことばの話黒田龍之助 著現代書館 発行2015年2月28日 第1版第1刷発行西スラブ語群(ポーランド語、チェコ語、スロヴァキア語など)と南スラブ語群(スロヴェニア語、クロアチア語…

氷川清話 夢酔独言 勝海舟/勝小吉

氷川清話 夢酔独言 勝海舟/勝小吉 表紙 氷川清話 夢酔独言勝海舟/勝小吉 著川崎宏 編中公クラシックスJ48勝親子によるまさしく独言です。 とにかく親子とも粋な江戸っ子による痛快な弁で、たいへん面白く読めました。勝海舟はホラ吹きらしいですが、自分の知…