2022-01-01から1年間の記事一覧

柳田国男外伝 白足袋の思想

柳田国男外伝 白足袋の思想 表紙 柳田国男外伝 白足袋の思想 船木裕 著日本エディタースクール出版部 発行1991年12月5日 第1刷発行この本では、できるだけ事実に即して柳田国男の実像に迫り、その仕事の価値を見直そうとしています。もっとも「外伝」である…

歴史紀行 ドーヴァー海峡(後半)

歴史紀行 ドーヴァー海峡 裏表紙 ジャンヌダルクの像 第3章 謀略の海 ノルマンディー広氾な活動を見せたノルマン人はその後、各地に定住してからはまったくその痕跡を残さず、現地に同化して歴史の上から姿を消している。中国人やユダヤ人が、それぞれのコ…

歴史紀行 ドーヴァー海峡(前半)

歴史紀行 ドーヴァー海峡(前半) 歴史紀行 ドーヴァー海峡東潔 著振学出版 発行平成6年7月30日初版発行少し前に「フランスが生んだロンドン、イギリスが作ったパリ」という本を読んだ流れで、図書館で偶然発見したこの本を借りて読みました。1993年春、ド…

ジョワニー市庁舎前にはためくEU旗

ジョワニー市庁舎前にはためくEU旗 ジョワニー市およびブルゴーニュ旅行、最後の画像になります。秋ののんびりした青空のもと、青いEU旗がはためいています。旗がはためいているのを見るたび、ナントカのひとつ覚えで「旗ははたはたはためくばかり」という、…

森鷗外 文化の翻訳者 岩波新書

森鷗外 文化の翻訳者 表紙 森鷗外 文化の翻訳者長島要一 著 岩波新書9762005年10月20日 第1刷発行この本は、鷗外の文業を広い意味での「翻訳」という観点から概観することで、狭義の翻訳の世界の向こう側に開ける「もうひとつの世界」をほぼ年代順に追って…

人気モデルにゃんこ

窓際でくつろぐにゃんこ ふにゃ、のんびり窓際で外眺めているのに、また写真を撮りにきたのね 嫌がるにゃんこ しょうがなゃいなゃあ~ポーズとってあげるのにゃ 上を向くにゃんこ 上向いて… 下を向くにゃんこ 下向いて… 小首をかしげるにゃんこ 小首をかしげ…

フランスが生んだロンドン イギリスが作ったパリ

フランスが生んだロンドン イギリスが作ったパリ 表紙 フランスが生んだロンドン イギリスが作ったパリ ジョナサン・コンリン 著 松尾恭子 訳 柏書房 2014年12月10日 第1刷発行 本書はパリとロンドンの交流によって生まれた物事、あるいは強い影響を受けた…

鷗外 わが青春のドイツ

鷗外 わが青春のドイツ 表紙 鷗外 わが青春のドイツ金子幸代 著鷗出版 発行2020年11月20日 初版第1刷発行森鷗外が滞在した四都市、ベルリン、ライプツィヒ、ドレスデン、ミュンヘンについて、『独逸日記』、『舞姫』、『文づかひ』、『うたかたの記』などか…

柳田國男先生随行記

柳田國男先生随行記 表紙 柳田國男先生随行記 今野圓輔 著 河出書房新社 発行 2022年3月30日 初版発行 昭和16年、柳田國男66歳当時の九州までの講演旅行にお供した時の記録です。 「君は人造スレートっての知ってる?」 「いいえ」 「この前の世界大戦の…

ジョワニーの街並みとブドウ畑

ジョワニーのヨンヌ川と街並みとブドウ畑 ジョワニーのヨンヌ川のほとりから写真を撮ります。川沿いに街並みが広がり、その上にはブドウ畑が横たわっています。いかにも陽当たりの良さそうな場所ですね。ジョワニー市のHPから、ワインについて書かれている箇…

ジョワニーのサン・ニコラ橋とサン・ティボー教会

ジョワニーのサン・ニコラ橋とサン・ティボー教会 ジョワニーのヨンヌ川に架かる頑丈そうな橋を渡ります。 この橋はサン・ニコラ橋と名付けられています。 その向こうの建物群の中に鐘楼の目立つ教会がありました。 これはサン・ティボー教会です。 この教会…

ジョワニーのサン・ジャン教会とゴンディ城

ジョワニーのヨンヌ川とサン・ジャン教会とゴンディ城 ヨンヌ川沿岸からジョワニーの街を撮ります。 この街は、規模こそ違いますが、オーセールと同じようにヨンヌ川沿いの小高い丘にできた街です。 川の水運を利用でき、なおかつ小高い場所ですので、街の防…

夜のにゃんこの可愛い瞳

夜のにゃんこ うちのにゃんこです。 夜は瞳が真ん丸くなるのかな。 より可愛くなっていますね。 昔の忍者はネコの目で時間を知ったそうです。 今は何時なのでしょう? 夜のにゃんこ 何時でも可愛いけりゃいいのにゃ ニャーニャー、ニンニン

ブルゴーニュの街、ジョワニーのブドウ収穫祭

ジョワニーのブドウ収穫祭の様子 ジョワニーのブドウ収穫祭の様子 朝にAccolayの村を出て、Joignyジョワニーという人口一万人ほどの街に行きます。なぜこの特に知られていない、小さな街に行ったのかというと、FETE DES VENDANGESブドウ収穫祭が行われていた…

うちのにゃんこと猫草

うちのにゃんこと猫草 にゃんこのそばの植物は、猫草というそうです。 食べると身体に良いらしいです。 しっかり食べて健康になってね。 猫草を食べるにゃんこ ふにゃん、ちょっと食べにくいのにゃ~

ブルゴーニュのAccolay村のさりげない村役場

Accolay村の村役場 Accolay村の朝の散歩時に、画像のようなMAIRIE、村役場を見つけました。全体的に地味な感じです。MAIRIEの標示下には村のエンブレムがあるのかもしれません。よくわかりません。Accolay村のHPによると、この村はブルゴーニュ・フランシュ=…

ブルゴーニュの小さな村、accolayの眺め

ブルゴーニュの小さな村、accolayの眺め 早朝、ブルゴーニュの小さな村、accolayをさまよいます。見晴らしのいいところに出ました。畑一面に、緑の作物が生い茂っています。植物に疎い自分にとっては、なんの作物だかよくわかりません。部分的に咲いている黄…

暑さに負けないにゃんこ

暑さの中のにゃんこ 暑い日が続きます。 にゃんこも少し疲れ気味かな? 暑さに打ち勝つにゃんこ にゃんの、にゃんの これしきの暑さには負けないのにゃ

オーセール近郊、Accolay村の無人駅

Accolay駅のホーム オーセールを離れ、夜は近郊のAccolayという村の宿泊地に泊まりました。画像は朝早く起きて、村内を散歩していた時のものです。宿泊地近くに、鉄道の駅がありました。いかにも、田舎の単線の無人駅という風情を漂わせています。この駅につ…

オーセールのサン・ジェルマン修道院に見送られながら、さよなら

オーセールのサン・ジェルマン修道院とヨンヌ河 オーセールの街を見学し終わり、ヨンヌ河を渡って駐車場に戻ります。 サン・ジェルマン修道院の偉容が、川船と共に川面にも、おぼろげに浮かんでいます。 最後にサン・ジェルマン修道院の歴史について拙訳で振…

イタリア初の女性首相誕生か?

イタリアの初の女性首相となるか?ジョルジャ・メローニ党首 少し前の記事で、フランスで二人目の女性首相誕生について書いたのですが、お隣のイタリアでは初の女性首相が誕生するかもしれない、とのことです。イタリアとフランスでは首相の権限や任命方法は…

宇宙なんちゃらこてつくん、のルーツは星の王子さま?

宇宙なんちゃらこてつくん 画像の「宇宙なんちゃらこてつくん」最近、妙に気にいって、ちょくちょくテレビでみています。みんなが素朴に宇宙を目指す、前向きな姿勢がいいですね。 ところで、この登場人物は、みんなイヌ、ウサギ、ネコ、クマなどのわかりや…

フランス下院選挙の結果

フランス下院選挙の今回と前回の比較 2017年のフランス下院選挙結果 今回のフランス下院選挙結果 上から、フランス下院選挙の今回と前回の比較、前回2017年の結果、そして左右ではなく、左から得票数の多いグループを表した表です。 極端な方向にいっている…

窓際のにゃんこちゃん

外を見ているにゃんこ 窓際のにゃんこ うちのにゃんこです。 狭い窓際でも、落ち着いて外を見ています。 時々、鳥の口真似もしているように思えます。 窓際のにゃんこ ふにゃ、この場所も結構落ち着くのにゃ。

オーセールのサン・テティエンヌ寺院とヨンヌ県庁

オーセールのサン・テティエンヌ寺院とヨンヌ県庁 オーセールのサン・テティエンヌ寺院を、前回とはちょっと違う場所から撮ります。その寺院の前に立派な邸宅のような建物がありました。2001年当時のパンフレットを参照すると、これはヨンヌ県の県庁とのこと…

オーセールのサン・テティエンヌ寺院の歴史

オーセールのサン・テティエンヌ寺院 画像はオーセールのサン・テティエンヌ寺院です。ここではその歴史について振り返り、まとめてみます。ローマ時代、「アグリッパ街道」にオーセールの町が創設される。3世紀にキリスト教化される。最初の司教は346年。5…

にゃんこの奇跡?の一枚

うちのにゃんこの奇跡?の一枚 うちのにゃんこです。 この一枚、お澄ましの表情で、凄く可愛く撮れました。 お気に入りの一枚です。 「ふにゃん。アタシはいつも可愛いいのにゃ。単にカメラマンの腕が悪いだけなのにゃ」 確かにそうかもしれません‥

ゲーテさん こんばんは 池内紀 著

ゲーテさん こんばんは 池内紀 著 表紙 ゲーテさん こんばんは池内紀 著集英社 発行2001年9月10日 第1刷発行ドイツの文豪ゲーテについて、一般的なイメージをくつがえすように、楽しく、面白く書いています。1765年、16歳のゲーテはライプツィヒ大学に入学 …

柳田国男 著 日本人とはなにか

日本人とはなにか 柳田国男 著 表紙 日本人とはなにか柳田国男 著河出書房新社 発行2015年7月30日 初版発行考えない文化日本の笑い世界の文化は共通であると言ったり、フランスで良い文学なら日本でも良い文学であると言ったりするのに対して、私は疑点を持…

フランスのクレッソン元首相の思い出

クレッソン首相とミッテラン大統領 (毎日新聞の記事から抜粋です)マクロン大統領は新首相にエリザベット・ボルヌ労働・雇用・社会復帰相(61)を任命したと発表した。フランスで女性の首相は、社会党のミッテラン大統領(当時)が1991年にクレッソン氏を任命…