2020-01-01から1年間の記事一覧

「共産党宣言」になぜか出てくるダンテさん

「共産党宣言」表紙 マルクス エンゲルス共産党宣言大内兵衛 向坂逸郎 訳1951年12月10日 第1刷発行1992年5月15日 第63刷発行岩波文庫 白124-51893年イタリー語版への序文 より『宣言』は、資本主義が過去に演じた革命的役割をまったく公正に取りあつかう。…

ブールジュのオダリスク 後ろから前から(ベリー博物館)

ブールジュのベリー博物館のオダリスク ジョルジュ・ジャコ作 後ろから ブールジュのベリー博物館のオダリスク ジョルジュ・ジャコ作 前から ブールジュの大聖堂北塔を降りた後、ベリー博物館に入りました。そこではこの彫像の写真だけを撮っていました。オ…

ブールジュ大聖堂の北塔から見た風景

ブールジュのサン・テティエンヌ大聖堂北塔から見た風景 ブールジュの街並みを眺めます。 屋根の色は黒系ですが、所々で赤茶系が見られます。 このブログではしつこく書いていますが、屋外広告が見えないのには、つくづく感心します。 更に向こう側は平原な…

サガレン 樺太/サハリン 境界を旅する

サガレン 樺太/サハリン 境界を旅する 梯久美子 著 表紙 サガレン 樺太/サハリン 境界を旅する梯久美子 著2020年4月24日 初版発行(株)KADOKAWA 発行2017年11月と2018年9月にサハリンを訪問した紀行文です。初回は寝台急行に乗って島を縦断し、北部のノグリキ…

ブールジュの大聖堂北塔から見た飛び梁、そして円形交差点について

ブールジュのサン・テティエンヌ大聖堂北塔から見た身廊と飛び梁、そしてストラスブール大通り ブールジュの大聖堂北塔から身廊を見下ろします。屋根から伸びる飛び梁も上から見ることができます。梁の上の小尖塔は19世紀に付け加えられたものです。屋根の延…

ブールジュの大聖堂北塔から見た大司教庭園

ブールジュのサン・テティエンヌ大聖堂北塔から見た大司教庭園 ブールジュのサン・テティエンヌ大聖堂北塔から、別方向を見下ろします。放射状や長方形で形成された庭園を臨むことができます。ここはJardin de l'Archevêchéと呼ばれています。大司教区庭園、…

ビーフストロガノフの料理名の起源は?

NHKロシアゴスキーテキスト 先日、NHKのテレビロシア語講座「ロシアゴスキー」を何気なく見ていたら(ロシア語を勉強しているわけではないのですが・笑)ビーフストロガノフを食べるシーンが出てきました。その中で、この料理名の由来を述べていました。それに…

ブールジュの大聖堂北塔から官庁街を見る

ブールジュの大聖堂からの眺め ブールジュのサン・テティエンヌ大聖堂北塔からの眺めです。南塔の黒いとんがり屋根を見下ろしています。その向こうには、何やら貫禄のある建物が見えます。グーグルマップで確認してみると、Cité administrative Condéとのパ…

ブールジュの大聖堂北塔の風見鶏(フランス)

ブールジュのサン・テティエンヌ大聖堂の風見鶏 ブールジュのサン・テティエンヌ大聖堂の北塔屋上に昇ります。 そこには画像のような風見鶏がありました。 風見鶏自体は大聖堂の尖塔の上とかでもよく見かけます。パリのノートルダム大聖堂の風見鶏が、あの大…

ブールジュのサン・テティエンヌ大聖堂のファサード

ギシェ通りから見たブールジュのサンテティエンヌ大聖堂のファサード 再び、ブールジュの大聖堂を目指します。 ファサードの全体像を捉えるのは難しいのですが、ギシェ通りからは、中央扉口、バラ窓、そして南北の塔の姿をなんとか垣間見ることが出来ました…

ヨーロッパの民族学(第3章~第5章)

第三章 遺産の継承、同化、革新 Ⅰ 古代ギリシャ・ローマ文明からの継承 1 ロマンス文化圏 「ラテン語化」「都市化」「市民性」 軍隊とカトリック教会という二つの権威が「ロマニア」の人々を近づける。 ロマンス語圏 イタリア、ルーマニア、フランス、スペ…

ヨーロッパの民族学 第1・2章(白水社 文庫クセジュ)

ヨーロッパの民族学 ジャン・キュイズニエ 著 樋口淳 野村訓子 諸岡保江 共訳 1994年11月25日 発行 白水社 文庫クセジュ 760 この本の最初の一章では、民族に関する知識がヨーロッパでいかに形成されたかを示しています。 つづく二章でヨーロッパ…

ブールジュの観光案内表示

ブールジュの観光案内表示 ブールジュの大聖堂から少し離れて、ブルボヌー通りを歩いていると、画像のような観光案内表示が目に入りました。 デザインもスッキリして、色合いも街並みに調和していることから、参考のためにわざわざ写真に残そうとしたのかも…

ゴッホの遺作、オーベルスールロワーズのドービニー通りと判明

ゴッホの絵画“Racines”(邦題「木の根と幹」) 【パリ時事】フランスの「バン・ゴッホ研究所」は28日、世界的に有名なオランダ出身の画家ビンセント・バン・ゴッホの遺作とされる「木の根と幹」で描かれた場所を特定したと明らかにした。 (この絵の原題はRacin…

柳田国男と折口信夫(岩波書店)

柳田国男と折口信夫 同時代ライブラリー202 池田彌三郎 谷川健一 著 岩波書店 発行 1994年10月17日 第1刷発行 折口信夫の高弟であり、柳田国男とも身近に接した池田彌三郎と、両者の影響を受けながら独自の民俗学を築いた谷川健一の対談です。 …

ブールジュのサン・テティエンヌ大聖堂の狭い正面広場

サン・テティエンヌ大聖堂のファサード ブールジュのサン・テティエンヌ大聖堂の後方側面から前方に回ってきます。 大聖堂のファサード全体をカメラにおさめようと思ったのですが、正面の広場からでは無理でした。 仕方なく、少し路地に入ったところから、大…

ストラスブール市議会 緑の党と社会党が統合

ストラスブール緑の党と社会党の統合記者会見 ジャンヌさんとカトリーヌさん Strasbourg : l'équipe de Catherine Trautmann (PS) intègre la majorité verte de Jeanne BarseghianElles vont finalement travailler main dans la main. Ce samedi 4 juillet…

トランセプト(翼廊)の無いサン・テティエンヌ大聖堂(ブールジュ、フランス)

ブールジュのサン・テティエンヌ大聖堂 更に左に移って写真を撮ります。 全体像がよくわかってきました。 ブールジュのサン・テティエンヌ大聖堂の、一番よく見掛ける角度になりました。 この大聖堂、他の巨大なゴシック大聖堂と違い、翼廊(トランセプト)が…

サン・テティエンヌ大聖堂の南塔そばの部分(ブールジュ、フランス)

ブールジュのサン・テティエンヌ大聖堂 大聖堂の真後ろから、少し左に移動します。 全貌が見えてきました。 とんがり屋根の塔は南塔となります。 そのそばに別の建物のように見える部分がありますが、これは大聖堂に付随しています。 少し不自然な構造に感じ…

ストラスブール市議選(市長選)の投票結果

ストラスブール新市長当確のジャンヌ・バルスジアンさん フランスの統一市議選(市長選)の第二回投票が終わりました。 全国的にはマクロン与党は落ち込み、緑の党が躍進という結果になりました。 パリは予想通り左派社会党のイダルゴさんが市長当確となりまし…

フランス地方選挙 緑の党が躍進

【パリ共同】フランスで新型コロナウイルスの流行により3月から延期された統一市区町村議会選(比例代表2回投票制)の第2回投票が28日、即日開票され、気候変動問題への関心の高まりで追い風のヨーロッパエコロジー・緑の党(EELV)が躍進した。マクロン大統…

ブールジュのサン・テティエンヌ大聖堂の後陣(フランス))

ブールジュのサン・テティエンヌ大聖堂後陣 古の写真でめぐるフランスシリーズ、前回のアミアンから引き続き、今回からブールジュになります。ブールジュもアミアンと同じく世界遺産に登録された大聖堂で有名です。ただアミアンのそれはノートルダム大聖堂な…

19歳の現役大学生、フランスの村長に就任

【6月17日 AFP】フランスのユゴー・ビオレ(Hugo Biolley)氏は、母親と共に暮らす大学生。同国でこのたび行われた統一地方選で、18歳という若さで村長に選出され、注目を集めている。 (フランスの市町村長は議会議員から選ばれます。議員の被選挙権は満18歳…

ALLEZ AMIENSを見ながらアミアンを去る

アミアンの駅前とサッカー横断幕 アミアンの大聖堂から駅前に戻ってきました。 現在は駅前広場は改装されて美しくなっているようですが、二十年前は画像のような感じでした。 駅の壁面にも、サッカーのアミアンチームを応援する横断幕が掲げられていました。…

アミアン大聖堂の歴史(フランス)

アミアン大聖堂のファサード いよいよアミアンともお別れ。最後に大聖堂の正面を撮っていました。白い、堂々とした姿です。簡単にアミアン大聖堂の歴史を振り返ると 1206年頃 アミアンに聖遺物「洗礼者ヨハネの頭蓋」の一部が運びこまれる。多くの巡礼者を集…

カフェで一杯、これぞパリ 再開喜ぶ市民、業者苦境も

【パリ共同】フランスで2日、新型コロナウイルス対策の制限緩和により、飲食店の営業が約2カ月半ぶりに再開した。感染状況の改善が遅れたパリは屋外席しか利用できないが、市民は生活や文化に必須のカフェでの一杯を喜んだ。ただ飲食業者の苦境はまだ続く。 …

アミアンの歩行者天国

大聖堂を離れ、アミアンの街中をうろつきます。 画像のような歩行者天国を歩いていきます。 一階が店舗で、二階以上は住宅か事務所でしょうか。 建物の上部に屋外広告がないのが美しいです。 通りの中央には小さな噴水がありました。 掲げられている旗にはAL…

NHK Eテレ 日曜美術館 ベリー候のいとも豪華なる時祷書

ベリー候のいとも豪華なる時祷書 9月の絵画 NHK Eテレ日曜美術館世界で一番美しい本ベリー候のいとも豪華なる時祷書 NHKEテレの日曜美術館で「ベリー候のいとも豪華なる時祷書」を特集していました。普段は司会の方やゲストの方々で進めるのですが、今回は…

アミアン大聖堂の屋根の意外な装飾と尖塔

前回はアミアン大聖堂の正面の塔に登り、外側の街並みを眺めたのですが、今回は振り返り大聖堂本体の屋根を中心にカメラにおさめます。 まず屋根の頂きの装飾に驚かされました。 小さなユリらしき紋章が並んでいます。 取り付けをどうしたのかと考えてしまい…

アミアンの美しい街並みと世界遺産の鐘楼

アミアンの大聖堂の上から街並みを眺めます。屋外広告が全く見当たらない上に、建物の色調や高さも統一が取れており、美観も優れています。フランスの観光地の写真を見直していると、街並みの美しさに感心することばかりです。このブログでは、あまり批判的…