2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ニームを象徴するプラディエの噴水

古の写真で巡るフランスシリーズ、続いてはニームを取り上げます。 この時はアヴィニョンからほとんど人が乗っていないバスでニームまで行きました。 駅前でバスを降りて、フシェール大通りの突き当たりが画像の場所です。 この場所はシャルル・ド・ゴール広…

白米城の伝説について(柳田國男全集 7 より)

白米城の伝説ある山の上の城砦が水攻めにあう。城中では水の乏しいことを隠すために、馬を崖の端に牽き出して白米をもって脚を洗う真似をして見せた。遠くからこれを望んだ寄せ手は欺かれて、水攻めは無益といったん引き揚げて還ろうとしたが、たまたま鳥類…

柳田國男全集 7

柳田國男全集 7 1990年1月30日 第1刷発行 ちくま文庫 この巻では「伝説」「木思石語」「神を助けた話」など伝説というものを中心に考察しています。 伝説と昔話の特徴 ・伝説は人がこれを信じているのに対し、昔話は話に責任を負わない ・伝説の中心には必…

ブラタモリ 水の都ローマ より

NHKのブラタモリ。 新春ということでか?でローマまで飛んでいっていました。 前回のローマの道に続き、今回はローマの水。 自分がひそかに期待していた内容でした。 というのも、最初にローマ郊外の水道橋公園から始まったからです。 自分がローマに行った…

マクロン大統領 7時間にわたるマラソン国民討論会

Grand d辿bat: le marathon de 7 heures d'Emmanuel Macron 仏大統領、デモ収拾へ国民討論会 7時間にわたり答弁 1/16(水) 17:39配信 【パリ=三井美奈】フランスのマクロン大統領は15日、「黄色いベスト」の政府抗議デモ収拾を目指し、北西部ウール県で「…

柳田國男全集 6

柳田國男全集 6 1989年12月4日 第1刷発行 ちくま文庫 妖怪談義 妖怪古井 言語と民俗との関係 おばけの声 幻覚の実験 川童の話 川童の渡り 川童祭懐古 盆過ぎメドチ談 小豆洗い 呼名の怪 団三郎の秘密 狐の難産と産婆より 「古い話が新しい衣装を着て、今で…

フィリップ美男王の塔から見た、夕暮れのアヴィニョン

フィリップ美男王の塔から、アヴィニョンへ目を転じます。 法王庁などの歴史的建造物がよく見渡せます。 中洲の緑に少し遮られているものの、サン・べネゼ橋も見えます。 いろいろ調べ直した後、この写真を見て改めて思いをめぐらせると、アヴィニョン法王庁…

ヴィルヌーヴ・レ・ザヴィニョンののどかな町並み

フィリップ美男王の塔から、サンタンドレ要塞へのカメラを少し引いて、ヴィルヌーヴ・レ・ザヴィニョンの町並みを捉えます。 この町について、「須賀敦子のフランス」(稲葉由紀子・文 河出書房新社)から引用しますと、 “ヴィルヌーヴ(新しい町)といっても、…

サン・タンドレ要塞の威容(ヴィルヌーヴ・レ・ザヴィニョン フランス)

フィリップ美男王の塔に登り風景を眺めると、画像のような堂々とした要塞に目を奪われました。サン・タンドレ要塞です。1362年から68年に建てられたそうですが、その目的は、・その町を守り、11世紀に建てられた大修道院を保護した(現地の観光パンフレットよ…

フィリップ美男王の塔へ(ヴィルヌーヴ・レ・ザヴィニョン フランス)

アヴィニョンの街から、ローヌ河に架かるダラディエ橋を渡り、ヴィルヌーヴ・レ・ザヴィニョン、つまりアヴィニョン新町に歩いて入ります。 この街では時間と体力の関係で、画像のフィリップ美男王の塔、だけしか行けませんでした。 この塔は13世紀から14世…