2018-01-13から1日間の記事一覧

パリ解放 1944-49 第4部 新たな秩序

第30章 パリのアメリカ人 40年代末にパリでもっとも目についたアメリカ人は、外交官、軍人、そしてマーシャルプランの実働部隊だった。 第31章 観光客の襲来 若きアメリカ人が自由を渇望している一方、より厳格な同国人は衝撃と非難とを表明した。1948年夏、…

パリ解放 1944-49 第3部 冷戦突入

第19章 影絵芝居 計略と逆計 ドゴール辞任でいちばん迷惑をこうむった機関は将校団だった。 1946年春に深い不安感の漂う時期であり、右翼活動の盛り上がりを見た時期でもあった。 第20章 政治と文学 1946年5月5日の国民投票 第四共和制の憲法草案は、ほとん…

パリ解放 1944-49 第2部 国家、それはドゴールなり

第9章 臨時政府 ドゴールの臨時政府と共産党の争い 共産党指導者は、ドゴールはフランスのケレンスキーであり、トレーズは権力に復帰しようとしている自分たちのレーニンであると確信していた。 第10章 外交団 パリに集まった外交団は快楽主義者と厳格主義者…

パリ解放 1944-49 第1部

パリ解放 1944-49 アントニー・ビーヴァー アーテミス・クーパー著 北代美和子 訳 2012年9月10日 発行 白水社 発行 当時のパリなどの情勢を詳しく伝えています。ドゴールやペタンなどの政治家だけでなく、サルトルなどの文化人、そしてピカソのような芸術家…