2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

モンスの教会と鐘楼のツーショット(ベルギー・ワロン地域)

聖ウォードリュ教会の正面から、少し角度を変えて写真を撮ると、モンスのもう一つの名物、鐘楼も枠におさまり、名所ツーショットが実現しました。 前にも書きましたが、鐘楼は市庁舎や教会に付属しているものもありますが、ここモンスでは独立した建物のよう…

伝説の黄金馬車(モンス・ベルギー)

聖ウォードリュ教会の中に入ると、写真のような「黄金の馬車」がありました。 これはモンスのお祭りのときに、この馬車、聖ウォードリュの聖遺物を載せて、中世風の行列と一緒に街を練り歩きます。 そして最後に教会そばの傾斜坂を、この馬車が一気に上れば…

聖ウォードリュ教会のファサード(モンス・ベルギーワロン地域)

再び聖ウォードリュ教会の前に行きます。 この教会の正面の広場は、ルーズヴェルト公園と名づけられていました。 おそらくアメリカの大統領にちなんだものかと思われますが、深い由縁があるかどうかは不明です。 この公園の木々が邪魔にならないように、教会…

フランス人のケチの美学

フランス人のケチの美学 もたいまさこ 著 あべかよこ マンガ 長崎出版 2008年11月28日 初版発行 フランス人男性と結婚された、日本人女性の目から見た、フランス人の「ケチさ」に焦点を絞って書かれた本です。 毎章かわいらしいマンガと共に、もたい…

「愛と哀しみのボレロ」を見て

第二次世界大戦前から、映画発表時(1980年ごろ)にかけての、パリ、ベルリン、モスクワ、ニューヨーク等における多様な人々の激動の人生を描き出した作品。 同じ役者さんが、親と子の二役を演じたりして、時間枠を超えて登場してくるのが面白い。また、…

モンス駅前からの眺め(ベルギー・ワロン地域)

一旦モンス駅前に戻りました。 そこから聖ウォードリュ教会と鐘楼の上部が見えます。 おそらくこの時、帰りの電車の時間を確認していたんだろうなと思います。 まだ、時間に余裕があったので、再び教会を見に行きます。 駅前から坂を登って教会の正面を目指…

ボルジア家 悪徳と策謀の一族

ボルジア家 悪徳と策謀の一族 マリオン・ジョンソン 著 海保真夫 訳 中央公論社 昭和59年11月25日 初版発行 原題は、「ボルジア家」のみ。日本語の副題で「悪徳と策謀の一族」としているが、この著者の方は、従来のボルジア家のイメージに囚われること…

幸運のサルといたずら小僧(モンス市庁舎・ベルギー)

モンスの幸運のサルの写真(右)を、市庁舎のパンフレットより転写いたします。 白黒なので少しわかりにくいですが、たしかに触られてつるつるしているようです。 この用途として、こどものさらし台(足のところに鎖をつなぐ輪がある)とか酒場の装飾された…

モンス市庁舎のファサード(ベルギー・ワロン地域)

再びグランプラスに戻り、市庁舎のファサードを眺めます。 ゴシック建築で、15世紀頃特有のものだそうです。 建物の中には入らなかったのですが、中庭に入りました。 この中庭は「市長の庭園」と呼ばれる場所です。 そこに通じる市庁舎入り口には、触れば…

地中海 Ⅰ 環境の役割②

地中海 機ヾ超の役割 第2章 地中海の心臓部 海と沿岸地帯 もともとは沿岸航路中心-安全で、なおかつそれだけで用が足りた しかし15世紀初めにはポルトガル人による大西洋の遠洋航海が行われる。 チュニジアとシチリア島の間で、地中海は二つに区切られる…

モンスの聖エリザベス教会(ベルギー・ワロン地域)

ベルギーで俳句好きの新首相就任を記念して、というわけでもないんですが、ベルギーのワロン地域にある、モンスという街についての記事を、1年ぶりに再開します。 写真は街の中心の広場から見たNimy通りと思われます。 塔のある建物は聖エリザベス教会の…

地中海 ブローデル①

地中海 環境の役割 フェルナン・ブローデル 著 浜名優美 訳 藤原書店 1992年11月15日 初版第7刷発行 第1章 諸半島-山地、高原、平野 地中海周りにある多くの山地では、夏でも雪が見られるところが多い。 山は戦争や海賊からの避難所。文明や宗教…