2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

いにしえからの洗礼堂(フィレンツェ)

ドゥオーモに対する洗礼堂 いにしえのフィレンツェの それまた古い建物のひとつ 現地で買ったガイドブックには 「おそらく5世紀にさかのぼる ローマ時代の建築であるという 説が現在ではほとんど確定的」、とあり 日本で買ったガイドブックには 「長い間ロ…

ドゥオーモとジョットの鐘楼のツーショット(フィレンツェ)

更ににじり寄る ドゥオーモのファサード ジョットの鐘楼が すぐそばに寄り添う 派手な衣装を身にまとった 太った貴婦人と すらりとした貴婦人が 旅人たちを見下ろしながら なにやらひそひそ話をしているよう

朝陽の中のサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂

薄暗いチェレッターニ通りを抜けて いよいよ出ましたその威容 ドゥオーモと洗礼堂 そしてジョットの鐘楼だ 圧倒的な迫力でもって 三役揃い踏みで 眼前に迫ってくる 祝福するかのような 眩しい朝の光

フィレンツェの横綱

サンタ・マリア・ノヴェッラ教会を後にして いよいよ向かうチェントロ地区 バンキ通りから チェレッターニ通りへ 石畳の上を 馬車もパカパカ走ります そしていよいよ見えてくる 巨大な聖堂 明日の千秋楽決戦にちなめば フィレンツェの横綱、いよいよ登場 と…

サンタ・マリア・ノヴェッラ教会のファサード

サンタ・マリア・ノヴェッラ教会の正面にまわる 入り口を覗き込むけれども 正月の朝ゆえ 残念ながらまだ中には入れなかった ファサードを見上げる 1470年 レオン・バティスタ・アルベルティによる 見事な派手なファサードだ 白と緑とピンクの大理石 フラ…

サンタマリアノヴェッラ教会の融合美

しっかりたたずむ サンタマリアノヴェッラ教会 もともと1278年に完成 ドメニコ会に属するものでは フィレンツェ最古のこの教会 そして1470年 見事に派手なファサード 歴史の流れ 時代の流れ 地味な建物本体と 派手な正面ファサード ふたつが見事に合…

サンタ・マリア・ノヴェッラ教会への朝陽

緩やかに曲がった石畳の通りを 朝陽の射す方向へ歩いて行く 着いたところは サンタ・マリア・ノヴェッラ教会の側面 上部の砂色の壁と円窓に光があたる 影さす下部の縞模様 陰の中を歩き 華やかなファサードの前に出る

ハンニバル アルプス越えの謎を解く

ハンニバル アルプス越えの謎を解く ジョン・プレヴァス 著 村上温夫 訳 白水社 2000年10月10日発行 カルタゴとローマの戦い、いわゆるポエニ戦役について叙述しているが、その中でのハンニバル将軍に率いられた、アルプス越えを中心に、そのルート…

サンタ・マリア・ノヴェッラの幻(フィレンツェ)

ストロッツイ宮から しばらく歩き ふと出た通り 石畳の道の向こうには 教会の横顔が覗く そのささやかな横顔を撮りたくて 少し遠いと思えども シャッターを切る いざデジカメで確認してみれば 肉眼では確かに見えた教会が 朝の眩しい光の中で 幻のように消え…

ストロッツィ宮の鋭角さ(フィレンツェ)

改めて写真を見ると 鋭角的な感じにしか撮れなかった このストロッツィ宮 フィレンツェルネッサンスを代表する建物で 16世紀前半に完成 粗仕上げの切り石積みがで覆われ 重厚な雰囲気を醸し出している これでも内部は 美しい中庭を有するとのこと いかめし…

オーニッサンティ教会の静かな内部(フィレンツェ)

八百万の神のいる国から 一神教の国に来て 初めに入るオーニッサンティ教会 地味でこじんまりしているけれども 中の薄暗い雰囲気が 荘厳な感じを漂わせ しばし心の静寂を得る 静かに流れるコーラスが ますます自分の心を清らかにする 旅の安全を祈り この教…

アルノ河に映えるチェステロ教会(フィレンツェ)

正月の朝の光の中 オーニッサンティ教会から振り返り アルノ河に目を転ず 緩やかな水の流れ 対岸に建つ チェステロ教会 川面には照らされた教会の姿 青空の青と水色の青 上下から新しい年を祝す

フィレンツェの朝食(オーニッサンティ教会)

フィレンツェで迎える正月の朝 朝食を取りに食堂へ行く 誰もいなかったけれど 勝手に料理を取り分ける サラミにチーズ、オリーブの実 卵料理といろいろなパン そしてフルーツジュース オレンジジュースと 赤い色のジュース トマトジュースかと思いきや 味は…

フィレンツェの年越し

フィレンツェの空港から車で街中に入る 橙色のランプの中、イタリアのなんてことない寂しい街並み しかし街の中心では、人も増えてくる 駅のあたりから、若い子が一杯 良い子も普通の子もいるのだろうが みんな悪い子に見える夜中の雑踏 アルノ川周辺での 大…

フィレンツェまでの夜間飛行

搭乗口で難民のように待った後 やっと出発の時間 バスに乗り 広い広いフランクフルト空港の敷地 バスはくねくね走ります ようやく着いた小型の飛行機 タラップをガタビシ上る 短い搭乗時間でも やっぱりちょっとした食事は出る 飲み物と、チョコ菓子と 小さ…

大晦日のフランクフルト空港

日本の航空会社の飛行機を降り 空港内のシャトルに乗り行く 体の大きいドイツ人 彼らの喋る知らないドイツ語 やっとヨーロッパに来たなという実感 シャトルでターミナルを移り がらんとした大晦日の通路を行く 途中で見つけた自動販売機 のどが渇いて思わず…

ユーラシアの上空から

ヨーロッパ向けの飛行機に飛び乗る 薄暗い中、太陽を追っかけて西へ シベリアの大地が薄暗く見える 地球が温暖化になろうとも 決して溶けそうにもないシベリアの雪 突然地上に現れた光の群 街の光にしては少し不自然な格好 空港か、はたまた軍の巨大基地か …

フィレンツェへの第一歩

2007年の大晦日の 日も明けやらぬ早朝 ある地方空港に着く 長いフィレンツェへの第一歩 チェックインカウンターでの手続き フィレンツェはフローレンスという名称になっている どちらも似合うフィレンツェという街 飛行機は日本上空を行く 濃い色をした…