2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「コメディ・フランセーズ」で「ヴェニスの商人」を見る

あるきっかけで、「コメディ・フランセーズ」に芝居を見に行く事になった。 この建物の前は、よく通っていたが、実際に中に入るのはこれが初めてであった。 劇の内容は、かのシェイクスピアによる「ヴェニスの商人」である。 かなり久しぶりの上演になるらし…

最後の昼餐(ル・トラン・ブルー)

ル・トラン・ブルーの中に入る。 荷物を預けて、席に案内してもらう。 いすに座り、内部の装飾を見つめる。 フランス各地の風景画が描かれていた。いかにもここからいろんなところへ行く事ができますよ、という駅らしい、旅情をそそるようにしてある。 ちな…

さよならマルセイユ

翌日、朝すぐにマルセイユを発たなければならない。 フロントに集まり、運ぶ荷物をみんなで分ける。 自分のチェックインをあわただしく済ませるが、明細の十分な確認をしていなかった。 あとで連れの人に注意される。 確かにこういうことが積み重なると、日…

マルセーユ 朝の魚市 夜の地下鉄

ノートルダム・ド・ラ・ガルド寺院からからの風景で、松の木と海が入ると、セザンヌの「エスタック」の風景画を思い出す。確かマルセイユの近くだったと思う。 思いのこもった寺院を離れる。坂道をどんどん降りていき、また旧港のそばまで戻る。 港の周りで…

マルセイユ 聖なる丘より(ノートルダム・ド・ラ・ガルド寺院)

マルセイユ旧港沿いを抜け、ノートルダム・ド・ラ・ガルド寺院を目指す。 途中、真っ直ぐで、坂道になっている大通りを登っていく。両側に建物はあるものの、まだ朝で、人通りも少ない事もあり、がらんとした、妙な雰囲気だった。 寺院のふもとにたどりつく…

朝焼けのマルセイユ

レストランからホテルに戻る。 明日でマルセイユ三日目、やはり1日会場で軟禁状態。 更に、片付けなどで、晩遅くなるとの事だった。 せっかくマルセイユまで来て、本場のブイヤベースをいただいただけとは残念だ。もう二度と来れないのかもしれないのに。 …

マルセイユ沖まで響く大阪弁

翌日、朝から地下鉄で会場に行き、そこで1日、外に出ず、半軟禁状態である。 昼食も、会場内で売っていた、冷たいサンドイッチだけだった。 その内、こちらに晩のお誘いが来た。 またブイヤベースだが、この日は少し高級なものらしい。 もともとブイヤベー…

回想のブイヤベース(マルセイユ旧港)

停電中の暗闇の中、我々よそ者は、黙々とオリーブをつまみながら、南仏マルセイユ滞在のための通過儀礼を行う。 我々の真摯なイニシエーションが功を奏したのだろう、幸いそんなに時間もかからず、停電は直り、無事チェックインすることが出来た。 ただ、上…

停電中に光るオリーブ(マルセイユへ)

所要でマルセイユに行く事になった。 パリ・リヨン駅を午後2時ごろ発ち、TGVはひたすら南をめざす。 途中、アヴィニョンの駅に着く。といっても、以前訪れた時のアヴィニョンの駅ではない。 街のそばではなく、かなり街から外れたところだった。駅以外ほ…

工事中の預言者たち(モーセの井戸・ディジョン)

昼食を終え、少し街をさまよった後、モーゼ(モーセ)の井戸まで行こうか迷う。 雨はすっかり止んでいた。 ただ、街中からは少し遠い。またガイドブックには工事中とあったため、そこまで行っても実際見学できるかわからなかった。 結局、またディジョンの来…

ブルゴーニュの定番

美術館を出た後、同じブルゴーニュ公宮殿で、お隣にある、市庁舎に入る。 ここから、フィリップ・ル・ボンの搭という、宮殿にある搭の上に登れるのだ。しかし、時間制になっており、決まった時間に、ガイドつきでしか登れない。このときは時間が合わず、残念…

ディジョン美術館の知られていない絵

ディジョンのサン・ミシェル教会のファサード パリからTGVに乗りブルゴーニュの都市、ディジョンを目指す。 駅から、まず、ブルゴーニュ公宮殿のある方向へ進む。 駅から緩やかな上り坂を歩いていくと、すぐ観光案内所があった。ここで大き目の地図と、小…

コンピエーニュ 冬の果てしない緑

一旦、コンピエーニュの宮殿を出て、昼食を食べに行く。 市庁舎前の広場辺りに戻るが、日曜という事で、あまり店が開いていない。 結局角地にあるブラッセリーに入る。 何を食べようかと思ったが、まだRがつく月だった事もあり、生牡蠣に決める。 当然辛口…

フランに載った「星の王子さま」

4月から、ラジオフランス語講座の応用編が「星の王子さま」になった。 この作品、自分も読んだ事がある。(もちろん日本語で) 作品のいろんな背景を3ヵ月かけて解説していただけるのはありがたいことだ。 自分が読んで感じたのは、内容自体はたいへんわか…

みんなでコンピエーニュの宮殿をめぐる

市庁舎前を通り過ぎ、コンピエーニュの宮殿に向かう。 ちなみに市庁舎そばの観光案内所は開いてなかったように思う。日曜日に開けないなんてどういうことだ、と思うが、基本的には安息日なので仕方がない。 家並の路地を抜け宮殿前に辿り着く。 中に入り、チ…

コンピエーニュを見つめるジャンヌダルク

コンピエーニュの市庁舎とジャンヌダルクの像 ジャンヌ・ダルクは1430年5月23日、コンピエーニュに入城する。 そして、オワーズ川沿いのブルゴーニュ軍に奇襲をかけるために、灰色の軍馬にまたがり、軍旗を高く掲げ街の外に出陣する。 しかし、攻撃は…

フランス語講座最後の曲(パトリック・ブリュエル)

先日、愛聴しているラジオフランス語講座が最終回を迎えた。 最後の曲は、自分が以前ストラスブールで初級フランス語の短期語学研修を受けた時、最後の授業で勉強したものだった。Patrick BRUELという、フランスの有名な歌手の、Place des grands hommesとい…